秋の佐賀を彩る一大イベント「佐賀インターナショナルバルーンフェスタ」。
国内外から数百機の熱気球が集まり、嘉瀬川河川敷の空を鮮やかに染め上げます。競技フライトの迫力やユニークなシェイプドバルーン、夜空を幻想的に照らす夜間係留イベントなど、見どころは盛りだくさん。会場ではグルメや体験企画も楽しめるので、家族や友人、カップル、誰と訪れても思い出に残るひとときが過ごせます。本記事では、2025年大会の開催概要や見どころ、観戦のおすすめポイントを紹介します。
- 佐賀インターナショナルバルーンフェスタ2025|開催概要
- 大会の見どころを楽しもう
- 観戦を満喫するためのポイント
- 会場で味わう佐賀の魅力
- アクセス・宿泊ガイド
- 大会と一緒に楽しむ佐賀観光
- まとめ|青空と夜空を彩る佐賀の秋の風物詩
佐賀インターナショナルバルーンフェスタ2025|開催概要
佐賀インターナショナルバルーンフェスタは、佐賀平野の広大な空と景観を舞台に開催される国際熱気球大会です。朝日の昇る時間帯に数十機もの熱気球が一斉に離陸する「一斉離陸」は圧巻で、国内外から訪れる観光客に人気のプログラムとなっています。競技以外にも夜間のライトアップやご当地グルメの屋台村など、多彩な楽しみ方が用意されています。
開催日程と会場アクセス
2025年の佐賀インターナショナルバルーンフェスタは、2025年10月30日(木)から11月3日(月・祝)までの5日間にわたり開催予定です。メイン会場は佐賀市嘉瀬川河川敷で、視界を遮るものが少ない絶好のロケーションが特徴です。
アクセス面では、混雑を避けて臨時列車「バルーンさが駅」を利用できるのが大きな利点です。期間中のみ開設されるこの駅は会場至近に位置し、多くの来場者が利用します。また、佐賀駅からはシャトルバスも運行されるため、公共交通機関を使うとスムーズに移動できます。車で訪れる場合は臨時駐車場が開設されますが、混雑が予想されるため早い時間帯の来場が推奨されます。
国内外の参加チームと競技内容
例年、佐賀には世界30か国以上から100機近いバルーンが集結し、華やかな国際色を放ちます。パイロットたちは「フライイン」や「キーグラブレース」など、精密な操縦技術を競う種目に挑戦。風向きや気象条件を読みながらゴール地点を目指す競技は、観客にとっても大きな見どころです。
また、競技バルーンに加えキャラクターバルーンも登場し、子どもから大人まで楽しめる要素が満載です。夜には「ラ・モンゴルフィエ・ノクチューン」と呼ばれる熱気球の夜間係留イベントも実施され、音楽とシンクロして幻想的に輝く光景は写真映え抜群です。
大会の見どころを楽しもう
佐賀インターナショナルバルーンフェスタは競技大会でありながら、観客が一緒に楽しめる「魅せるイベント」としても人気を集めています。ここでは大会を訪れるなら外せない見どころを紹介します。
大空を舞う競技フライトの迫力
早朝の澄んだ空に色とりどりの熱気球が一斉に浮かび上がる光景は、この大会の大きな醍醐味です。パイロットたちは風を読み、ターゲット地点に狙いを定めて巧みに操縦し、観客はその緊張感あふれるシーンを間近で体感できます。バルーンが一斉に川沿いの大空を舞う瞬間は、世界的にも有名な大会ならではの魅力です。
かわいらしいシェイプドバルーン(バルーンファンタジア)
子どもから大人まで大人気なのが「バルーンファンタジア」。動物やキャラクター、乗り物など、ユニークな形をしたシェイプドバルーンが会場を彩ります。ふだんの競技用気球とは違い、見ているだけで楽しくなるデザインは写真映え抜群で、SNSでも注目されるコンテンツです。家族で訪れる方やカップルにもおすすめのプログラムです。
夜空を彩る「ラ・モンゴルフィエ・ノクチューン」
夕暮れ後に行われる人気プログラムが、ライトアップイベント「ラ・モンゴルフィエ・ノクチューン」です。音楽やアナウンスに合わせて気球が一斉にバーナーを灯し、夜空と河川敷を幻想的な光で包み込みます。炎がともるたびに来場者から大きな歓声があがり、日中とは異なるバルーンの魅力を満喫できます。写真や動画でも映えるため、多くの観客がカメラを構える必見の演出です。
観戦を満喫するためのポイント
佐賀インターナショナルバルーンフェスタは、観客の視点でも楽しみ方が豊富です。絶景フライトや多彩なバルーン、幻想的な夜間イベントなど、見どころごとにベストな観覧方法を押さえておきましょう。
おすすめの観覧スポットと観戦エリア
【嘉瀬川河川敷のメイン会場】
競技の一斉離陸やターゲット近傍への着地競技は、会場南側のローンチ(競技)エリア前が最も迫力を味わえる観戦ポイントです。アクセス重視なら「バルーンさが駅」からすぐのメイン会場が便利です。
【河川対岸エリア】
写真派や各気球の遠景を狙いたい方には、会場から嘉瀬川を挟んだ対岸も人気。空や川面に美しく映るバルーンの姿を広角で撮れるほか、混雑も分散しやすいのが特徴です。
朝・昼・夜、それぞれの楽しみ方
- 【朝(早朝)】
日の出直後、6時台の朝焼けとともに始まる一斉離陸は絶対見てほしいハイライト。澄み切った空気と柔らかな光が幻想的な雰囲気を醸します。 - 【昼】
午前の競技終了後は「バルーンファンタジア」を楽しめます。シェイプドバルーンが集結し、家族やカップルでの観覧にぴったり。会場内にはグルメ屋台やイベントブースも並びます。 - 【夜】
ラ・モンゴルフィエ・ノクチューンでは、音楽とともにバーナーの炎でライトアップされた気球が浮かぶ幻想的な時間を味わえます。日中とは全く異なる非日常感が人気です。
写真や動画で残すならここが狙い目
- 競技エリア正面で、一斉離陸や低空飛行のダイナミックさを近距離で撮影。
- 嘉瀬川対岸から、バルーンや空、川面の写り込み、広大な田園を背景にした遠景ショット。
- 朝焼けや夕方、夜間イベントの光彩が狙える時間帯は特にドラマチックな一枚が撮れます。
- 広角レンズや三脚があるとバリエーションも広がり、公式フォトコンテスト応募もおすすめです。
会場で味わう佐賀の魅力
佐賀インターナショナルバルーンフェスタは、バルーン競技だけでなく地元ならではのグルメや体験イベントも充実しています。会場と周辺で味わえる佐賀の魅力をチェックしましょう。
ご当地グルメ&フードエリア情報
会場には佐賀ならではのご当地グルメ屋台が多数出展し、「シシリアンライス」や佐賀牛、みつせ鶏の焼き物などが味わえます。温かいライスの上に肉と生野菜、マヨネーズを組み合わせたシシリアンライスは佐賀定番のB級グルメです。他にも竹崎カニ料理や古湯温泉名物の「白玉まんじゅう」など、ご当地色豊かなメニューが揃い、観光グルメとしても楽しめます。飲食ブースは会場の各エリアに点在しているため、バルーン観戦やイベント参加の合間にぜひ立ち寄りましょう。
体験イベントやファミリー向け企画
子ども連れのファミリーに人気なのが「キッズデー」や「バルーンファンタジア」開催日です。実際に気球に触れる体験プログラムや、バルーンのバーナーで熱を送る様子を見学できる「気球教室」が毎日開催されており、親子で学びながら遊べます。そのほか、ご当地キャラクターとのグリーティング企画や、スタンプラリー、ワークショップも複数用意されるため、イベント会場を回遊しながら佐賀の魅力をたっぷり体感できます。
アクセス・宿泊ガイド
佐賀バルーンフェスタ期間中は交通アクセスや宿泊手配が混雑しがちです。ここでは会場への効率的な移動方法と、便利な宿泊エリアをピックアップします。
臨時駅「バルーンさが駅」とシャトルバスの活用
- JR長崎本線にはフェスタ期間限定で臨時駅「バルーンさが駅」が開設されます。駅降りてすぐが会場なので混雑回避にも最適です。
- 博多駅や鳥栖駅から大会専用の臨時列車が早朝運行され、競技開始前に到着可能です。
- 市内および郊外の臨時駐車場から会場へ直結する「シャトルバス」が運行されるため、車利用でも会場までスムーズにアクセスできます。
- 会場北駐車場までの運行ルートやサテライト会場間の循環シャトルも合わせて利用すると移動ストレスが少なく済みます。
宿泊おすすめエリア
【佐賀駅・会場周辺】
バルーンさが駅や会場至近の佐賀駅周辺は、早朝観戦にも便利なエリアです。多彩なホテルや旅館が揃い、佐賀グルメや観光も楽しめます。
【鳥栖・久留米・基山】
隣接する鳥栖、久留米エリアは電車移動で30分圏内。臨時列車が停車する鳥栖駅は駐車場も豊富なので車での宿泊拠点にもおすすめです。
【博多駅(福岡市中心部)】
福岡都市圏の博多駅周辺も人気。佐賀へのアクセスはJRや高速バスが発着し、深夜~早朝便の選択肢も多いです。博多駅はグルメやショッピング施設が充実しており、夜の過ごし方にも困りません。
【佐賀市郊外・温泉地】
温泉好き・観光重視なら嬉野温泉や古湯温泉エリアも検討価値あり。大会観戦+温泉滞在という贅沢なプランが叶います。バルーン会場までは車で約30分~1時間程度です。
大会と一緒に楽しむ佐賀観光
佐賀インターナショナルバルーンフェスタは、熱気球観戦だけでなく佐賀ならではの観光も一緒に楽しめるイベントです。会場周辺や佐賀市内、温泉地まで、多彩なスポットを巡って旅の魅力を存分に味わいましょう。
会場から行きやすい観光スポット
【佐賀バルーンミュージアム】
気球の歴史や仕組み、シミュレーター体験ができる屋内施設。天候に左右されずにバルーンの世界を深く知れます。会場から車で約20分の好立地でアクセスも良好です。
【吉野ヶ里歴史公園】
国内最大級の弥生遺跡公園。広大な敷地で古代の生活を体験しながら歴史散策ができ、家族連れにもおすすめ。バルーンフェスタの会期中は人混みを避けてゆったり観光可能です。
【佐賀城公園・佐賀城本丸歴史館】
佐賀市中心部の歴史公園。城の遺構や歴史館で幕末や佐賀藩の歴史に触れられます。桜の名所としても知られ、季節を問わず訪れやすいスポットです。
温泉や歴史散策で旅を満喫
【嬉野温泉】
佐賀を代表する温泉地で、美肌の湯として知られています。フェスタから車で約40分、のんびりとした時間を過ごすのに最適。温泉街には足湯や茶処も点在し、癒しスポットとして人気です。
【武雄温泉】
1300年以上の歴史を誇る名湯。ミシュラン掲載の旅館もあり、贅沢な湯浴みが楽しめます。周辺には御船山楽園などの自然・庭園スポットもあり、散策も充実。
【唐津温泉・歴史散策】
唐津城や名護屋城跡など歴史的な見どころが多い唐津エリアは、温泉と観光を両立できる好スポットです。バルーンフェスタと重なる時期は祭りも開催され、活気ある旅が楽しめます。
熱気球大会だけでなく、佐賀の豊かな自然、歴史、温泉を感じながらの旅は、より忘れられない思い出になるでしょう。日程に余裕があれば、これら観光スポットもぜひ訪れてみてください。
まとめ|青空と夜空を彩る佐賀の秋の風物詩
2025年の佐賀インターナショナルバルーンフェスタは、10月30日(木)から11月3日(月・祝)の5日間、佐賀市嘉瀬川河川敷をメイン会場に開催されます。国内外から126機が集結し、多彩な競技フライトやバルーンファンタジア、夜のライトアップ「ラ・モンゴルフィエ・ノクチューン」など見どころが満載です。
多彩な参加チームの競技と多彩なバルーンたちが、澄み渡る秋の青空と幻想的な夜空に色を添え、訪れる人々に感動の体験を提供します。会場周辺では佐賀の地元グルメや家族向けイベントも充実し、観戦はもちろん観光としても楽しめる秋の風物詩です。
アクセス面では期間限定の臨時駅や便利なシャトルバスが整備されており、スムーズな動線が確保されています。また宿泊は佐賀市中心部をはじめ、福岡・博多エリア、近隣の温泉地など多彩な選択肢があり、旅のスタイルに合わせて滞在できます。
歴史散策や温泉巡りも絡めて、秋の佐賀を満喫する絶好のチャンス。ファミリー、カップル、熱気球ファン問わず誰もが楽しめる一大イベントとして、2025年秋の訪問を強くおすすめします。
青空を舞うカラフルなバルーンと、夜空を照らす幻想的な灯りが織り成す佐賀の秋の風景をぜひ肌で感じてください。
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