富士見パノラマリゾートが誇る「120万本のすずらん祭り」は、毎年初夏に長野県諏訪郡富士見町で開催される花の祭典です。標高1,780mの入笠山の東斜面に広がるこの高原リゾートでは、八ヶ岳や富士山、南アルプスを望む絶景とともに、可憐なすずらんの花々が一面に咲き誇ります。
- 祭りの概要と開催期間
- 120万本のすずらんが織りなす絶景
- すずらん以外の山野草も見逃せない
- ゴンドラで気軽にアクセス&特典
- ペット同伴・家族連れにもおすすめ
- ハイキングと絶景のコラボレーション
- 祭りを満喫するためのポイント
- まとめ
祭りの概要と開催期間
2025年の「120万本のすずらん祭り」は、5月24日(土)から6月22日(日)まで開催されます。この時期、入笠すずらん山野草公園と入笠湿原では、約120万本ものすずらんが一斉に見頃を迎え、訪れる人々を魅了します。
- 開催期間:2025年5月24日(土)~6月22日(日)
- 会場:富士見パノラマリゾート(長野県諏訪郡富士見町富士見6666-703)
- ゴンドラ運行時間:8:30~16:00(下り最終16:30)
- ゴンドラ往復料金:大人2,400円、子ども1,200円、ペット800円
120万本のすずらんが織りなす絶景
富士見パノラマリゾートの「120万本のすずらん祭り」では、標高1,780mの入笠山東斜面に、可憐なすずらんの花が一面に咲き誇ります。入笠すずらん山野草公園には約20万本のドイツすずらん、入笠湿原には約100万本の日本すずらんが群生し、合計120万本ものすずらんが高原を純白に染め上げます。
斜面を埋め尽くすすずらんの群生は、まるで白い絨毯のような幻想的な光景を生み出し、あたり一面に甘い香りが広がります。木道沿いからは、鈴型の小さな花々が風に揺れる様子を間近で楽しめ、すずらん特有のやさしい香りとともに、五感で初夏の高原を満喫できます。
この絶景をさらに引き立てるのが、八ヶ岳、富士山、南アルプスといった名峰の大パノラマです。晴れた日には、すずらんの白と山々の緑、遠くに望む雪を頂いた山並みが織りなす壮大な景観が広がります。ゴンドラで山頂エリアまで登れば、すずらんと30座以上の名山が一度に視界に入る絶好のビュースポットに到着します。
すずらん以外の山野草も見逃せない
すずらんの見頃に合わせて、園内ではさまざまな山野草も開花します。特に人気なのは以下の花々です。
これらの花々が、すずらんの白と共演し、色とりどりの花畑が広がります。写真愛好家にも絶好の撮影スポットです。
ゴンドラで気軽にアクセス&特典
祭り期間中はゴンドラが運行されており、山頂エリアまで快適にアクセスできます。ゴンドラを降りると、すぐ目の前に広がるすずらんの群生が出迎えてくれます。
また、期間中にゴンドラ往復券を購入した方には「山野草の苗」のプレゼントも実施。引換場所はチケット売場横の売店で、日によって苗の種類が変わる楽しみもあります。
ペット同伴・家族連れにもおすすめ
富士見パノラマリゾートでは、愛犬と一緒にゴンドラに乗ることができ、山野草公園やハイキングルートもペット同伴で楽しめます。家族や友人、ペットと一緒に、思い出に残るひとときを過ごせるのもこの祭りの魅力です。
ハイキングと絶景のコラボレーション
山頂エリアから約60分ほど歩けば、標高1,955mの入笠山山頂に到着。天候に恵まれれば、富士山や八ヶ岳、日本百名山のうち30座以上を一望する大パノラマが広がります。ハイキング初心者でも歩きやすいコースが整備されており、自然の息吹を感じながら心身ともにリフレッシュできます。
祭りを満喫するためのポイント
- 見頃の時期を狙う
例年5月下旬から6月中旬がベストシーズン。特に6月上旬~中旬はすずらんが最も美しい時期です。 - Webでチケット購入がお得
混雑を避けるためにも、事前のWeb購入がおすすめです。 - 服装・装備に注意
高原は朝晩冷えるため、羽織るものを用意しましょう。また、木道やハイキング道を歩くため、歩きやすい靴が必須です。 - カメラを忘れずに
すずらんや山野草の美しい姿、絶景を写真に収める絶好の機会です。
まとめ
「120万本のすずらん祭り」は、圧倒的な花のスケールと高原ならではの爽やかな空気、そして多彩な山野草や絶景が楽しめる、初夏の富士見パノラマリゾートの風物詩です。家族や友人、ペットとともに、自然の美しさに包まれるひとときをぜひ体験してみてください。
「斜面一面にすずらんが群生しており、あたり一面すずらんの香りが漂います。毎日が見頃といっても過言ではありません。」
この季節だけの特別な絶景を、心ゆくまで堪能しましょう。